Digispark用ケースを3Dプリンタで作った
背景
以前中華Digisparkを用いて30秒に1ピクセル左右に動くマウスを作成した。一方、このボードは専用ケースがなく、裸のままUSBポートに挿し込むことになる。PCに挿した状態で導電性のものが接触した場合ボードが壊れるだけならともかく、PCのUSBポートを巻き添えにされるのはいささか困る。3Dプリンタにてケースを作製することにした。
Fusion360で設計
ノギスでボードの寸法を実測し、3DCAD Fusion360でモデルを作製した。ボードを挿入する箇所は実測値より+0.2mmほど大きめの外形とした。筆者の所有するEnder3v2ではこれまでの経験より、0.2mm程度余裕をとっておけばいい感じにはめ合えることがわかっている。ここらへんはプリンタの個体差やスライスの設定もあると思うので試行錯誤する必要がある。
本体を収めるケースと蓋に分ける構造とした。爪などをつけるのが面倒なので、蓋は接着剤で止めしまうことにした。thingiverseにファイルをアップロードしておいたので、もし興味のある方はご覧いただければ幸いである。
https://www.thingiverse.com/thing:5194664
モデルデータを3Dプリント
モデルを作製したので3Dプリンタにてプリントを実施した。細部にあらが目立つきもするが使用に際して問題ないレベルであった。蓋は接着剤で固定する予定だったのだが、嵌合がきつく押し込めば簡単に外れないので、接着無しで使用することとした。
以上